FP2級の試験科目からの難易度
FP2級の難易度の検証は、このページが最後です。
これからは、勉強法について述べていきます。
さて、FP2級の難易度は、試験科目からも想定できます。
まずは以下をご覧下さい。
■学科試験
- ライフプランニングと資金計画(11項目)
- リスク管理(7項目)
- 金融資産運用(13項目)
- タックスプランニング(18項目)
- 不動産(9項目)
- 相続・事業承継(11項目)
■実技試験
- 関連業法との関係及び職業上の倫理を踏まえたファイナンシャル・プランニング
- ファイナンシャル・プランニングのプロセス
- 顧客のファイナンス状況の分析と評価
- プランの検討・作成と提示
FP2級の難易度が高いとされる要因は、2つあると思います。
1、出題範囲が広い
2、馴染みのない勉強を
まず1に関しては、上記の学科試験をみれば一目瞭然です。
試験科目は、6つもあり、そこから勉強する項目は、69もあります。
とてもじゃありませんが、まともに勉強してられません。
続いての2は、FP2級はお金に関する勉強が中心で、多くの方は学生時代に勉強した経験がないはずです。
なので、まったく土台になる知識がないので、理解していくのが非常に大変なのです。
これが、法律や簿記のような資格だと、最低限の知識がある方が多く、すんなりと勉強に入っていくことが出来ます。
しかし、FP2級のように、初めて勉強する知識が多い場合、最初の段階で躓くケースがあります。
そこで重要になってくるのが、勉強法です。
ここで説明したように、FP2級は、出題範囲が広く、非常に勉強しにくい試験です。
それにも関わらず、何も考えず、書店へ行って教材を購入し、とりあえず勉強しようという感覚ではまず合格できません。
効率的に且つ、無理なく知識を吸収していける勉強が必要になるのです。
筆者は、FP2級の試験は誰でも合格できる可能性があると思っています。
確かに難易度は高いのですが、それほどではありません。
しかし、ご理解頂きたいのが、それはきちんとした勉強をした上での話です。
知識もない、効率的な勉強法もわからない方が、いきなり独学で勉強したら、物凄い難易度の高い試験になります。
これまでのお話はその前提があってのことです。
次のページから、本格的な話をしていきます。
>>FPは正しい教材があれば、難易度が高いとは感じません。