FP2級の合格率から難易度を検証!
良く、試験の難易度を説明する時に、合格率が用いられますが、実は合格率ほど、あてにならないものはありません。
その理由は合格率を見ながら説明してきます。
平成27年9月 | 37.69% |
平成27年5月 | 40.13% |
平成27年1月 | 34.84% |
平成26年9月 | 38.71% |
平成26年5月 | 41.82% |
上記は、学科と実技を同時に受験した方なので、合格率は若干低くなります。
片方だけの受験だと、平均で50%くらいです。
で、単純に上記の合格率を見た場合、難易度が高く感じるのではないでしょうか?
もしかしたら、そうでもないと思い方もいるかも知れませんが、合格率が低い時なら30%なので、3人に1しか合格出来ない計算になります。
少なくても楽勝と思う方はいないはずです。
しかし、数字上は難易度が高そうでも、受験者の属性を理解できれば、合格率ほど難易度の高い試験でないことがわかります。
これは、FP2級限った事ではなく、多くの資格に言えることですが、資格の勉強を本気でしている方は、意外と少ないのです。
と言うのも、資格を取ろうとする方は、本気でその資格が欲しいのではなく、「あったら良いなぁ」くらいにしか考えていないからです。
つまり、本気でその資格を取りたい理由がないのです。
ですので、何かを我慢してまでも勉強するという意気込みがなく、試験対策もままならない状態で受験してしまいます。
そうなると、試験全体のレベルが低くなり、合格率も必然と低くなります。
それに、FP2級の合格基準は絶対評価で、合格点に達すれば、合格できてしまうのです。
一見合格率というのは、試験のレベル現しているように思われますが、あくまでも、合格者の率に過ぎません。
要するに、FP2級の試験は、受験者のレベルがそれほど高くなく、絶対評価なので、合格率が低いということです。
ですので、この合格率を真に受ける必要はありません。
あなたも十分に合格できる試験だと理解して下さい。
>>FPは正しい教材があれば、難易度が高いとは感じません。